2012の感想と世界観について紹介します。ねたばれになったらごめんなさい。2012の感想は『2012』はUFOなどが宇宙からの飛来物ではなくて並行宇宙から来ているものだとする説と平行宇宙を行き来するための映画スターゲートのようなゲートの存在、そして三つの平行宇宙のそれぞれの様相がうまいことマッチングしているのが面白いって感じですね。
この三つの要素が2012をすごく面白くしています。ちなみに2012の平行宇宙としてでてくる三つの世界について。2012の三つの宇宙、つまりは三つの地球は、 月が一つ輝くわれわれの現在と似た地球、月が二つ輝く第一次世界大戦が起こらずに帝国がそのまま残っている地球、そして、恐竜が滅ばずに進化した恐竜人類が支配する地球。2012では最後の恐竜人類が支配する平行宇宙が他の二つに進入するという構造を持っています。
2012を読み勧めると、人類が住む片方の地球が壊滅的な存在をこうむる様子、そしてそんな地球をどうにかしたいと悩むもう一つの人類が住む地球の葛藤という様子がわかるのですが、両者をつなぐのがマーティン・ウィンターズとワイリー・デイルの家族。2012年12月21日の滅亡の日を無事に乗り切れるかどうかは、この二つの平行宇宙をまたぐ二つの家族の働きによります。もうすこししたら2012の原作の評価がもっと如実にわかると思いますが、ラスト、壊滅寸前の地球のほうがすんごいことになります。これはぜひとも原作を読んで味わって欲しいところ、たぶん是非が分かれるところだと思います。
2012においては重要人物ともいえるのが、マーティン・ウィンターズとワイリー・デイルの家族。特に2012を無事に乗り切れるかどうかはワイリー・デイルがにぎっているともいっていい内容となっている。2012が映画化されると聞いた時、まず感じたのが映画の時間。2時間や3時間でいったいどこまでこの小説2012の世界観を描けるんだろうかと。二つの月が輝くマーティン・ウィンターズの住む地球と一つの月が輝くワイリー・デイルの住む地球、そして二つの世界へと侵攻をはかる第三の地球。それぞれの地球でそれぞれの時代の流れがあり、しかし、平行宇宙である第三の地球は二つの地球の歴史に対してパロパガンダを秘密裏に悠久の時を超えて行っていた。2012の世界観を伝えるためだけでもある意味一本の映画ができそうなほど重厚。さらに各世界での人々の葛藤と戦い。2012はいったいどのように映画化されるのか、ある意味楽しみであり、逆に怖くもある。2012年、マヤ文明の滅亡の日、人類はいったいどうなる!?